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日本伝統工芸展 造形、色彩、立体物の美しさ。

最終更新日
2017-05-02 00:00:00

第63回 日本伝統工芸展 大阪展

美術館ではなく、百貨店・デパートでの展覧会でした。


陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7分野の作品が、

200余点展示されていました。

周りに美しいものが溢れている状況でした。様々な展覧会で、

工芸に分類されるものを観る機会がありますが、立体物なので、生で、目の前で観ることで、

本当の美しさを感じることができると思います。

展覧会の開催中に、解説が実施される時もあり、聴かせて頂きました。作品の見どころや制作方法など、興味深い話ばかりでした。

分野が分かれているので、自分の好きな分野が見つかるのではないでしょうか?


印象に残った作品について、

漆芸

日本工芸会保持者賞

蒔絵箱「夜景」寺西 松太

螺鈿(らでん)や蒔絵(まきえ)は、好きな分野の一つになります。

あかりがぽつぽつと描かれています。

余白を十分に残しているけれど、夜の景色だと、その余白の部分が、とても重要な働きをしていると思います。


木竹工

日本工芸会総裁賞

蠟引楓造象嵌飾箱 丸山 浩明

すごくシンプルな美しさを感じました。

余分なものを削ぎ落として、仕上げられているように感じました。


染織

繡箔裾文様訪問着「若松」福田 喜重

重要無形文化財保持者

落ち着いた色の布地の上に、左下から右上への配置に動きを感じます。

染織は、このような展示会では、着られていない状態で観ることになりますが、

実際に着た場合に、どのように表現されているのか?という点を想像しながら観ることも楽しいと思います。

本来は着られることによって、命を吹き込まれると思いますので。

それぞれの分野で他にも多くの印象深い作品がありました。

以下のページでは、図録に掲載されている、すべての受賞作品・入選作品を観ることができます。

本ページの作者名について、以下より引用しています。

第63回日本伝統工芸展(平成28年)

加えて、作家の他の作品についても観ることができます。

複数回、受賞・入選されている方もいらっしゃるので、以前の受賞・入選時は、どのような作品を制作されていたのか?

なども簡単に知ることができます。


繰り返しますが、写真で観ることと、目の前にある立体物を観ることでは、

同じではなく、違いがありますので、可能であれば生で観て頂きたいと思います。

私にとっては、工芸の美しさと面白さ、観ていて飽きないということを改めて感じました。



大阪展は、2017年2月16日(木)ー2017年2月20日(月)に行われました。

会期が短かったように思うので、もう少し長くてもいいような気もします。

2016年9月から、各地を巡回しているようです。

第63回 日本伝統工芸展 開催概要のページより引用致します。

今年、初めて開催を知って、鑑賞しましたので、来年の大阪巡回も楽しみにしています。



会期

会場

日本橋三越本店、

名古屋栄三越、京都高島屋、石川県立美術館、岡山県立美術館、島根県立美術館、香川県立ミュージアム、仙台三越、福岡三越、

大阪高島屋、広島県立美術館、松山三越

開館時間

休館日

料金

アクセス

巡回展

カテゴリー

都道府県

公式サイトより引用しました

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